安達祐実とメイジー・ウィリアムズ(アリア・スターク役)

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 『ゲーム・オブ・スローンズ』最終章も観終わって、ロス状態。結局スターク家のラニスター家に対する復讐成就の物語として完結したが、ジェイミー・ラニスターの無いはずの右腕が映ってしまったり、その他細部にミスもあり、ドラマの終わらせ方について不満も多かったらしい。個人的には満足している。正義の理想のために民衆も躊躇なく殺戮してしまうまでになった、つまりロベスピエールであり、スターリンであるように権力者として〈成長〉してしまった美しい女王デナーリス・ターガリエンを、深く愛しながらも(ティリオン・ラニスターの暗示を受けて)刺殺するジョン・スノウの行動は理解できる。デナーリスの亡骸を哀しみながら掴んで遠くに飛び去っていく神獣ドラゴンは、まるでモスラのようだ。
 わが推しの男装の美少女剣士アリア・スタークは、王都に残らず、今度は麗しい貴族の出で立ちで部下を率いて西の未開の地(アメリカ?)を目指して帆船で旅立っていく。あたかも『風の谷のナウシカ』のトルメキアの皇女クシャナのような凛々しさで魅せられた。

 アリア・スターク役のメイジー・ウィリアムズ安達祐実に似ている。安達祐実の新ドラマにも注目したい。 

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