『論語』における不易流行

『COURRiER JAPON』(講談社)6月号で、相原茂氏が書いている。
……近年、中国では伝統文化復興の傾向が強まり、「国学熱」と呼ばれる古典学習ブームが起きています。富裕層の子女が通う高級幼稚園では、『論語』をはじめ、『三字経』『千字文』『百家姓』『千家詩』といった古典(いわゆる漢文)を幼児の頃から徹底的に学ばせることが多いのです。……(同書p.46)
 日本では昨今とにかく「グローバル人材」を育成すべしとの論調であるが、長期的に見てどうなのであろうか。

「スキル」を支えるたしかなものとして、古典的教養が見直されるかもしれない。退職前非常勤で勤めていた某都立高校の図書館年報に掲載のエッセイ「『論語』における不易流行」を置いてみる。
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⦅写真(解像度20%)は、東京台東区下町民家の、フクシア(Fuchsia)。小川匡夫氏(全日写連)撮影。⦆