「バブル時代」は邯鄲の夢



 「ジュリアナ東京」のお立ち台の女王「荒木師匠」のお姿は、下記に写真が載っている。「朝日」のインタビューで示されたいまの人生観・生活価値観にはそれほどの驚きは感じない。依然として時代のお立ち台の上で踊っているのかもしれないし…。 
 http://www.officej1.com/bubble/kinpika1.htm(「バブル、ディスコ、ジュリアナ東京マハラジャ」)
 紹介されている六本木「トゥーリア」は、F1サーカスの「レイトンハウス」オーナーでもあったA氏がオーナーの店で、巨大なシャンデリアがウリの一つであったが、これが落下し死傷者を出して閉店を余儀なくされた。A氏は、わが高校の同窓でその国境を越えた活躍に瞠目していたものだ。
 その時もなかったしいまもこちらはお金はないので、時代における生活価値観の大いなる変貌など指摘されてもあまりピンとこないのである。しかし夢の時代だったとはいえ、街はもっと元気だったことは事実であり、そのことまで否定的に見る必要はあるまい。
⦅写真(解像度20%)は、東京台東区下町民家の、はや梅雨入り近しを告げるアジサイ(紫陽花)たち。小川匡夫氏(全日写連)撮影。⦆
 http://d.hatena.ne.jp/simmel20/20110530/1306734385(「あじさいの季節は:あじさいとルキノ・ヴィスコンティ」)