高橋甲子男画伯紺綬褒章受章祝いの会

 
 本日4/8(日)は、高橋甲子男画伯の昨年度紺綬褒章受章を、ごく近しい者たちが祝う会が、千葉県市川市京成八幡駅近くの「KAWAKAMI」で催された。「前衛画家が国家から勲章もらってどうするかと、断ったんだけどさ」と、画伯。「いや、時代が高橋画伯に追いついたというところでしょう」とこちら。参加は、12名。なおこの内輪の会の発起人は、作家の葉山修平氏
 ビール、赤ワイン、麦焼酎、日本酒と酒類は自由に注文、いただく。こちらは、ビール生ジョッキの後は、麦焼酎のお湯割を呑み続けた。酔うほどに談論風発、尺八持参のN氏は、興に乗って、「津軽山唄」を吹き、かつ唄った。さすがはお師匠、みごとな音と唄い回しに驚嘆。この曲は、「江差追分」より難しいそうだ。
 高橋甲子男画伯は、5月に東京銀座の画廊で「グループ展」を企画していて、東北大震災の現地を訪れて描いた「一本松」と「作品3・11」を展示するとのこと。喜寿を迎えたというのに、変わらぬ制作意欲に感服、大いに刺激を受けた。わがコレクション中、比較的持ち運びしやすい2作品を持参、祝福の挨拶の順番が回ってきたとき、披露した。『十一の短篇』(菁柿堂)、『メドゥーサの眼』(龍書房)どちらも画伯の表紙装幀になるものである。
 会の終了後葛飾八幡宮の桜見物に足を運ぼうとする人たちとすぐ別れ、急ぎ帰宅。「桜花賞」のレースの録画放送を見れば、1着ジェンティルドンナは予想通りも、2着予想のジョワドヴィーヴルがコケて、「ニュージーランドトロフィー」の3連複的中の軍資金でめずらしく3連単の〈大勝負〉に出たのに惨敗の結果。酔いが醒めた!「高松宮記念」「産経大阪杯」「ダービー卿チャレンジトロフィー」そして「ニュージーランドトロフィー」と、目下重賞4連続的中だったのに、クラシックで失敗。「皐月賞」はじっくり検討し、必ず的中させたい。
   
IchiharaHS.pdf 直(「母校県立市原高校同窓会報に画伯のプロフィール掲載」)



⦅写真(解像度20%)は、東京台東区下町に咲く桜。小川匡夫氏(全日写連)撮影。⦆