柳橋・亀戸を歩く


 関節人形展を開催中と勘違い(実際は1/14〜)して、東京浅草橋下車で柳橋にある「ルーサイトギャラリー(Lucite gallery)」ヘ行ってしまった。しかも覚えているはずの場所がわからず、浅草橋交番で尋ねるも、ギャラリーの名称を「パラボリカ」などと、主催者と混同して調べてもらったためいっこうに埒が明かない。市丸姐さんの住居だったところだと説明しても、けっきょくダメだった。浅草橋交番の方、いい加減な訊き方にもかかわらず丁寧に応対していただき感謝。駅に戻る途中で突然体が反応、道を曲がってまっすぐ進むと、画廊がたしかに存在した。しかし開催日はまだであった。無念。
 
 http://lucite-gallery.com/about.html (ルーサイトギャラリー)
 気を取り直して亀戸へ。亀戸天神社の池には、なんと、アオサギカワセミがいたのだ。「飛ぶ宝石」カワセミとのひさしぶりの遭遇に興奮。しかもわずかの距離を飛んで移動するパフォーマンスまで見せてくれ、一瞬のコバルトブルーの輝きに魅せられた。アオサギは動かず、参拝者の一人が「あれは置物か?」と間違えたほどだ。 



 境内には、もう紅梅と白梅が咲いていた。帰路いつも土産にする船橋屋のくず餅は買わず、JR船橋駅で下車して東武地下にて御座候(今川焼)を購入。3日(月)夕方上野駅構内の「シュガーバターの木」でplainが売り切れで、スイーツ購入は、これが初ということになる。
 国家財政は破綻寸前の危機にあるようだが、個人的には滑稽でかつ穏やかな初詣の一日とはなった。
⦅写真(解像度20%)は、東京台東区下町民家の山茶花。小川匡夫氏(全日写連)撮影。⦆