勢古浩爾氏の『思想なんかいらない生活』(ちくま新書)は、痛快にしてなお考えさせられる書物である。20代後半から30代にかけて、「わりと硬い本」を中心に、月数万円を本代に費やした経歴をもつ1947年生まれの著者が、その後文藝・哲学・思想関連の本…
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