ラシーヌの『フェードル（Phèdre）』はテアトル・ヴィディ・ローザンヌ来日公演で観ている

『フェードル』初日一週間前

演出家から役者へ
「ギリシャの野外劇場のつもりでやってください」

日々台詞と格闘、
そして神々と格闘しています。 pic.twitter.com/mPs50WhNDR

— 中村京蔵 爽涼の會『フェードル』 (@kyozo_kyoya) 2023年8月11日

京蔵の会『フェードル』擬古典的にしないのと、耳に馴染む訳と音響、歌舞伎の記憶引用の装置がよかった。「神よ」「天よ」反復の違和で80年頃読んだライオネル・エイベル『メタシアター』で指摘の「欠陥」やビュフォー『涙の歴史』の「泣かせる芝居」の件、読返すだけの刺激与えてくれたも有難い成果。 pic.twitter.com/DpEPz37nty

— 神山彰 (@kamiaki1950) 2023年8月21日

　ジャン・ラシーヌ作の『フェードル（Phèdre）』は、1999年１月テアトル・ヴィディ・ローザンヌの来日プロデュース公演、リュック・ボンディ演出の舞台を観ている。静謐な仕掛けと雰囲気のなかに激しい情念が迸り、印象深い舞台であった。