（木村友紀『存在の隠れ家』シリーズ５点）
六本木の某画廊の方から手紙あり、木村友紀さんの1993年の作品『存在の隠れ家』を、ある大きな美術館から今秋の企画展中の作品として展示したい旨画廊に連絡があったとのこと。1995年にこちらの住所記載でたぶんこの作品（シリーズの別作品）を購入した記録が、画廊に残されている、ついては調べてほしいと。
５点の作品の写真を見ると、たしかにこちらの食指が動きそうなすてきな作品群で、昔は衝動買いの気味あり、ごくたまに10万円くらい懐に忍ばせてギャラリーに行ったりはしていた。しかし26年も前のこと、この作品に関してはどうも記憶が蘇らず、とにかく色々探してみるも、木製パネルに写真を貼ったこの作品が発見できなかった。このところ探し物が多い日常で、しかもどれも見つからないという結果、情けない。ひき続き考古学的調査を実行したい。
