3/31(火)新国立劇場・オペラパレスにて、ワーグナーの楽劇『ニーベルングの指環』第1日『ワルキューレ』公演の予約チケットを本日セブンイレブンで引き取ったが、指揮者&海外出演メンバーがだいぶ変更となり、いささかがっかりしている。新国立劇場公式HPの連絡によれば、
……『ワルキューレ』(2021年3月11日初日)で指揮を予定していた飯守泰次郎は、昨年12月に手術を受けたため、本作品の規模を考慮し、現在の体調での指揮は困難であるとの判断から降板することとなりました。代わって、3月11日(木)・14日(日)・17日(水)・20日(土・祝)公演は大野和士が、3月23日(火)公演は城谷正博が指揮をいたします。
また、出演を予定していた招聘キャストは、緊急事態宣言の延長に伴い、新型コロナウイルスの感染症に係る入国制限措置により出演が不可能となりました。これにより、出演者を以下のとおり変更して上演いたします。
ジークムント: ダニエル・キルヒ → 未定
フンディング: アイン・アンガー → 長谷川 顯
ヴォータン: エギルス・シリンス → ミヒャエル・クプファー=ラデツキー
ジークリンデ: エリザベート・ストリッド → 小林厚子
ブリュンヒルデ: イレーネ・テオリン → 池田香織
※ジークムント役については代役を調整中のため、決定次第お知らせいたします。……
「世界の主要歌劇場のワーグナー公演に出演を重ねる、最高峰のワーグナー歌手たちが一挙集結」との前宣伝だっただけに、じつに残念ではある。しかし新型コロナ感染症が未だ収束を見ていない世界の現状に鑑み、やむを得まい。日本のオペラ歌手の実力を信じよう。上演時間が5時間を越す(休憩含めて)大作、心身整え鶴首して幕開けを待ちたい。