BCGの思い出と有効性

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   BCGワクチンはそもそもは結核菌に対する獲得免疫(有効期間15~20年?)を得るためのものであるが、非特異的な自然免疫(の活性化)をもたらす事例あるいは可能性が研究によって指摘されていたらしい。今回それが、COVID-19に有効ではないかとの仮説が発表され、検証が行われているとのことである。

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    短期的に予防効果を求めるのはどうであろうか。現段階でワクチンの供給量に限りがある以上、使用にトリアージュ(優先順位)を考えるべきことはとうぜんであろう。
 個人的には、BCGといえば、注射の痛さとその後の副反応の辛さの思い出しかない。いまのスタンプのような注射ではなく、昔の太い針での皮下注射であった。現在のように全員接種の義務はなく、昔ある時からツベルクリン反応が陰性だと、BCG注射が打たれたのであった。小学生の時注射され、腫れあがり瘡蓋ができた。一緒に級長(クラス委員)をしていた、裕福な家のお嬢様でとても綺麗な顔立ちの女の子に、ちょっとふざけた拍子にそこのところを叩かれ悲鳴をあげるほどの痛みを感じたのであった。

 この自然免疫の有効期間はむろんわかっていないが、もしまだ有効性が持続しているとすれば、やっと貸しを返してもらえるような気分ではある。