追憶・昭和の人






 三船敏郎は、やはり昭和を代表する俳優だったことになるのか。岡本喜八監督『日本のいちばん長い日』の阿南陸相黒沢明監督『赤ひげ』の新出去定(にいできょじょう:赤ひげ)は、それぞれ印象に残っている。



 本日は、美空ひばりの27回忌(1989年6/24逝去)の命日。昨日NHK『歌謡コンサート』は、特集「美空ひばりを歌い継ぐ」を放送し、ミュージカル歌手・女優の新妻聖子が「りんご追分」を歌っていた。
 http://www4.nhk.or.jp/utacon/x/2015-06-23/21/30554/(「NHK歌謡コンサート美空ひばりを歌い継ぐ」)
 美空ひばりのライブは一度だけ、習志野文化ホール(現習志野市習志野文化ホール)で聴いたことがある。いまとなっては貴重な体験であった。

 美空ひばり逝去の10年後、1999年6/24にプロ野球投手の別所毅彦が亡くなっている。寺山修司ではないが昔は少年時代はだいたい、東京巨人軍読売ジャイアンツのファンであった。サインのお願いの手紙を出したところ、驚き感激したことにわざわざサインを認めて封書で送ってくれた。所属先チームと関係なく、コーチのときもひそかに応援しつづけたものである。

 ひとは各々、それぞれのジャンルで昭和を代表させたい人物を思い描くであろう。個人的にこの3人を、とりあえず昭和の人としたい。

⦅写真は、東京台東区下町民家のサフランモドキ(ピンクのゼフィランサス)その2。小川匡夫氏(全日写連)撮影。コンパクトデジカメ使用。⦆