学問と情熱


(写真は、Facebookより拝借)
 資料を引き継いだ三村一貴さんとは、かつて「俳句甲子園」で「全山の葉を打つて止む夕立かな(2009年)」「陶枕の全き白に小さき罅(ひび)(2010年)」の句を詠んだ人だ。
 http://d.hatena.ne.jp/simmel20/20100907/1283849567(「後生畏るべし」)
 埼玉県川口市の市立県陽高校などで教鞭を執りながら『周礼正義』の研究に励んだ、故原田悦穂氏の夥しい資料を引き継いだ三村一貴さんは、「相当な情熱がなければ(周礼正義の)研究に一生をささげることなどできない。大変貴重な業績だと思う」と話した、とある。この「相当な情熱」は、むろんこちらにはその欠片すらもちあわせないが、昨今の〈知の巨人〉らにも欠けているものであろう。
 http://www.amazon.co.jp/gp/cdp/member-reviews/A1VMOCW2JZK83P?ie=UTF8&display=public&sort_by=MostRecentReview&page=11(「知の虚人あるいは教養俗物」)
 http://xuetui.wordpress.com/2011/07/03/周公と泰西/(「周公と泰西」)
⦅写真(解像度20%)は、東京台東区下町民家のベニバナトキワマンサク(紅花常盤満作)。小川匡夫氏(全日写連)撮影。⦆