細胞シートの大和雅之さんが紹介しているので、大きな発見らしい。門外漢にはさっぱりわからないが、この研究者小保方(おぼかた)晴子さんは、アイドル性が感じられる。祖母からもらったかっぽう着で研究をしているというところも面白い。
http://d.hatena.ne.jp/simmel20/20130802/1375429610(「再生医療の可能性:大和雅之博士」)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGG2901L_Z20C14A1MM8000/?dg=1
(「日本経済新聞:理研、万能細胞を短期で作製 iPS細胞より簡単に )
http://sankei.jp.msn.com/science/news/140129/scn14012921250003-n2.htm
(『MSN産経:「間違い」と言われ泣いた 新型万能細胞を開発した30歳女性研究者』)
交通事故で亡くなったわが姪のことを思い起こした。小保方さんと同じ年代の研究者であった。
http://d.hatena.ne.jp/simmel20/20110417/1303024186(『「原子力」のことばから』)
「小保方博士」って新鮮だね。英語では「MrかDrか?」ときかれるぐらい重い肩書きだけど、日本では吹けば飛ぶようなもの。しかしこれからは、こういうポータブルな肩書きで生きていく時代になる。「元NHK職員」みたいな壬申戸籍はやめよう。
— 池田信夫 (@ikedanob) 2014, 2月 2
小保方晴子氏はほんとうに今時のキャリア女性だなあと感じる。一昔前のような「男のように考え、男のように振るまう」ではなくて、自然に女のまんまで当たり前のように仕事する。米国でも今はそれが主流。ヒラリー的な感じはもう古い。
— 肥和野佳子 (@lalahearttwit) 2014, 1月 31
海外の報道は確認できた限り科学的意義を述べている。日本のメディアは筆頭著者の人となりが主題となっている。スポーツ紙ならそれで良いかもしれないが、日本のメディアのレベルの低さをあらためて痛感。
— 大和雅之 (@yamanyan) 2014, 1月 31
電話で取材してくる記者達が私が共著者であることを知らないことに驚く。論文読んでから取材した方が良いと思いますけど。
— 大和雅之 (@yamanyan) 2014, 1月 31
「マスコミは30歳女子という点ばかりクローズアップして肝心の研究内容について理解していない」とシタリ顔で指摘する人の殆どが研究内容を理解してないだろう。大衆がそれを望み、メディアがそう報道するのはお約束だから、シタタカに利用してやればいいだけのこと。
— 菊池雅志 (@MasashiKikuchi) 2014, 1月 30
STAP細胞の発見は、ガラスのキャピラリーチューブに細胞を通すと、幾つか小さくシュリンクした細胞が出てくる事実から始まる。チューブが与える機械的刺激が起こすとしたら他にも可能性。熱、栄養飢餓、高カルシウム環境、バクテリ毒素、弱酸性環境、物理的圧搾…最後の三つが多能性を引き起こす。
— 内村直之 (@Historyoflife) 2014, 1月 30
STAP細胞とは、新生仔マウスの細胞を酸や機械的刺激といったストレスにさらすことにより『初期化』し作られた『全能性』の幹細胞。iPS細胞と違って作成に遺伝子の導入を必要としない、iPS細胞が分化できない胎盤の細胞にも分化できる、などの特徴がある。細胞分化の常識を覆す画期的な成果。
— なかのとおる (@handainakano) 2014, 1月 30
今回の理研・小保方さんのSTAP細胞のような、外部刺激による脱分化が癌やほかの疾患にどのくらい関わっているのかが次の焦点の一つだろうか。
この結果によっては、今の疾患の原因論がひっくり返るのかもしれないな。リスク論はもちろん。
— s_matashiro (@glasscatfish) 2014, 1月 29
マスコミが、祖母の割烹着を着て実験しただの、悔しくて泣いただの、30歳女性だの、研究成果に関係ない人物エピソードを見出しにてんこ盛りにするのは、肝心の研究を正確に理解して伝える能力を欠いているから以外に理由を思いつかない
— Helvetica (@shoemaker_levy) 2014, 1月 29
新発見をした時に研究成果ではなく研究者の人物像にばかりが注目されるのは、研究の内容は読者には理解不能だとたかをくくった科学報道特有の現象なのか、科学に限らず二言目には「人間ドラマ」を伝えることを是としてしまうメディアの問題なのか。
— KM (@kosuke64) 2014, 1月 29
呆然…。細胞観にこれほど強烈な一撃を与えた論文を長らく知らない。たんぱく質や低分子化合物を介する情報伝達で説明されている発生現象もpHやその他の強刺激が真の主役かも知れない。発生生物学全般に与えるインパクトは強烈。我々の体が何十年も安定に存在していることが奇跡のようだ。
— Kazunari Miyamichi (@K_Miyamichi) 2014, 1月 29
弱酸に浸けておくだけで細胞を初期化。これは衝撃的。 / 体細胞の分化状態の記憶を消去し初期化する原理を発見 | 理化学研究所 http://t.co/enLw4sC1py
— クマムシ博士 (@horikawad) 2014, 1月 29