(成海花音)
大島弓子原作・金子修介監督の 映画『毎日が夏休み』以来佐伯日菜子のファンなので、今年高校卒業と同時に女優デビューした娘、成海花音も応援している。映画はまだ観ていないが、健康的で眩しい肢体が魅力的な(デジタル)ファースト写真集は買っている。
この成海花音さん、所属事務所Vivienne(ヴィヴィアン)公式HPの記載によれば、薙刀歴9年の初段で、全国少年少女薙刀錬成大会第3位、神奈川県大会優勝の実績があるとのこと。頼もしい。
さていまSNSで話題になっている、朝日新聞掲載の宝島社の広告、戦時竹槍で敵に立ち向かわせる少女たちの姿に、現在の日本政府の新型コロナウイルス感染症に対する〈無策〉ぶりをオーバーラップさせようとの意図が明白である。だいたい戦時の体験など知っている年代はもはや存在せず、生きていてもボケかかっている場合がほとんどであろう。この広告では写真の出典を明示していないが、さすがネット社会、すぐに判明。少女たちの使用している武具は竹槍ではなく、薙刀とのこと、つまり薙刀の錬成場面(しかも1941年の)なのである。そのかみ軍国主義を煽った朝日新聞にしてはチェック機能が働いていない。そもそも新型コロナウイルス感染症対策はワクチンが最終・最高の方法であることは、イスラエル、イギリス、アメリカの事例が立証している。従来から〈反ワクチン〉村が勢力をもっている日本で、ワクチン導入が遅れるのはやむを得まい。勝負はこれからである。個人的には、注射針が極細であることを祈りたいが。✼この広告が掲載されたのは、朝日のほか、讀賣、日経とのこと、訂正したい。
本日の朝日新聞朝刊に掲載された宝島社の全面広告。この会社のメッセージ広告は、これまで出版してきたヘイトなムック類との乖離が著しいので、一貫して眉唾で見ている。無粋にツッコんでおくと、歴史的な写真を使用するなら出所を明らかにしてほしいのと、これは竹ヤリではなく薙刀だ。 pic.twitter.com/BXZpDDfhOI
— 早川タダノリ (@hayakawa2600) 2021年5月11日
宝島社の企業広告で「タケヤリの訓練」として使用されている写真は、山中恒『子どもたちの太平洋戦争』(岩波新書)中において、「薙刀の訓練(1941年)」(P62)として紹介されている。 pic.twitter.com/95n0JKKYQa
— 本ノ猪 (@honnoinosisi555) 2021年5月11日
全くもってこの通りだと思います。宝島社の広告は事実に基づかない「煽り広告」です。
— あ〜る菊池誠 (@kikumaco) 2021年5月11日
手洗い・マスク・三密回避は竹槍ではないし、ワクチンは確保されています。Covidへの特効薬はそもそもありませんが、医療者が頑張っている https://t.co/fkKeSubhb5
立憲民主党員の近親者が発起人とのことですので、出版社単独の資金・決断かどうかには疑念が残ります。https://t.co/3Wd4NZ03SE
— 宮内 梳野 (@Sukino_Miyauti) 2021年5月12日
竹槍は末期の悲壮な戦いの象徴となっているけども、竹槍が日本の政治の世界で象徴的に使われるようになり始めるのは1932年に陸軍大臣荒木が竹槍を絡めた発言を連発したことがルーツらしい(竹槍三百万本あれば列強恐るるに足らずと発言した竹槍三百万本論とか)
— ぼろ太 (@futaba_AFB) 2021年5月12日
このコロナ禍の最中、政権が感染症対策と経済対策の両睨みに苦慮する中、立憲民主党のようにデマやプロパガンダで政権を批判しその足を引っ張れば国民から支持され政権が奪えると考える方が「竹槍作戦」に近い。一部狂信的な支持者はついて来るかも知れないが、多くの国民からは背を向けられる。
— the_spoiler (@don_jardine) 2021年5月12日
手洗い、マスク、3密回避を非科学的戦術に含め、ワクチンも治療薬もないと言い切るところに、自身の主張を支える根拠への無関心が表れている。リテラシー以前に読み手への誠実さを感じない。軽いノリ以外の何も感じない。 https://t.co/rr999808PS
— 🥦Fumie Sakamoto,MPH,CIC 坂本史衣 (@SakamotoFumie) 2021年5月12日
【2回接種9割 変異株に抗体と研究】https://t.co/77W0ALEo8t
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2021年5月12日
横浜市立大学は、ファイザー製のワクチンを2回接種した人の血清を使った研究で、イギリス型やインド型の変異ウイルスについても9割を超える人にワクチンが働いているとする新たな研究結果を発表した。
騙されたって思ってしまいますよね。たぶん報道した側には騙したという自覚はないのだと思いますが。彼らももしかすると騙されたと思っているのかもしれません。 https://t.co/xNTBCfY4YY
— Riko Muranaka/村中璃子 (@rikomrnk) 2021年5月12日
新聞のワクチンがなぜ日本で製造に失敗したかの記事、必死に子宮頸がんワクチン報道の部分は完全に書かずに分析するところは匠の技。
— もへもへ (@gerogeroR) 2021年5月13日