最後のクラシック「菊花賞」的中

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 http://www.angel-zaidan.org/divinacommedia/www/session01.htm(「今道友信連続講義」)
 本年最後のクラシック競走 (Classic Race)「菊花賞3連複馬券は、先週の「秋華賞3連複馬券に続いて的中。「秋華賞」的中は、いわゆるトリガミ馬券であったが、今回はまずまずの配当で満足の結果となった。
 ※競馬におけるクラシックとは、3歳馬の「最高レベルの」競争という意味で、英国競馬に倣って、日本の競馬では、「皐月賞」「ダービー」「桜花賞」「オークス」「菊花賞」の5レースを指している。「classic」のもともとの意味は、先日亡くなった今道友信東大名誉教授が「ダンテ『神曲』連続講義」の序の講義で解説されているように、「国家の危機にあって艦隊を寄付するだけの力のある階級のひと」のことで、そこから転じて、「人生の危機にあって精神に力を与えてくれる書物=古典」となったのであるそうな。「典型」の意味も派生している。
 今日は、なんと馬券購入した3レースどれも的中。応援している矢作厩舎の2頭が結果を出した。少ない資金を回転させての「拡大再生産」(※マルクス的には生産とはいわない)であった。 
京都9R「北野特別」矢作厩舎のカポーティスター1着(内田騎手)の3連単的中。
東京10R「甲斐路S」矢作厩舎のダイワマッジョーレ1着(丸田騎手)の単勝的中。

 京都11R「菊花賞ゴールドシップ1着(内田騎手)、スカイディグニティ2着(メンディザバル騎手)、ユウキソルジャー3着(秋山騎手)の3連複的中。今回は、前哨戦の「神戸新聞杯」2、3着馬と「セントライト記念」2着馬とのどちらを重視するかが、判断の決め手となっている。「セントライト記念」の勝ち馬フェノーメノ(蛯名騎手)は、「青葉賞」1着、「ダービー」2着(写真判定)の実力で、皐月賞馬、ダービー馬と遜色ない。そのフェノーメノの勝ちタイム2.10.8に対して、スカイディグニティは2.11.0、わずか0コンマ2秒の差でしかない。「神戸新聞杯」では2、3着馬は、ゴール前内田騎手が追うのをやめているゴールドシップに0コンマ4秒以上も離されている。スカイディグニティが5番人気というのは、不思議であった。これは、フェノーメノが「菊花賞」に出走してこなかったことから、やや人気の死角となったためといえようか。

ダンテ『神曲』講義 改訂普及版

ダンテ『神曲』講義 改訂普及版

⦅写真(解像度20%)は、東京台東区下町民家の、タイワンホトトギス(台湾杜鵑)。小川匡夫氏(全日写連)撮影。⦆