2011-11-16から1日間の記事一覧

弱者の勁(つよ)さ

季節労働者から港湾労働者となって思索と著作に情熱を傾けた、アメリカの社会哲学者エリック・ホッファー(1902〜83)の『エリック・ホッファー自伝』(中本義彦訳・作品社)は、さすがにあっと虚を衝かれる文章に出会うことが多い。 28歳の時に、25セントで…