Sakai De Jun(サカイ デジュン)撮影の貫地谷しほり(『SAVVY』5月号)は新鮮!

『SAVVY』5月号(京阪神エルマガジン社 3/23発行・発売)は、「花とグリーン」の特集号で「個性の光る6つのすてきな花屋さん」「春の花図鑑」などページを捲るだけでも愉しく、そして花の鉢を買ってきてはすぐ枯らしてしまうこちらにも大いに参考になった。
 さて「Interview」の固定ページがあり、今号では貫地谷しほりが登場。PhotographerのSakai De Jun(サカイ デジュン)が撮っている。Sakai De JunさんのHPを覗くと、撮影で大切にしていることとして『「ポジティブヒューマンエラー」を狙っています。隙を見せる瞬間を捉えたいので、くしゃみをしたあととか、よそ見してるところとか、気をはっていないところを撮影するようにしています。私服で会った瞬間やヘアメイク中、移動中などもついつい写真を撮ってしまい、というか我慢できず撮影前に撮りすぎてしまってフィルムが足りなくなることも。人間味ある瞬間かつ、愛らしいポジティブな瞬間をおさめられるようにしています』。

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 なるほど、この貫地谷しほりは新鮮である。動きのポーズも表情も、むろんファッションもハッとするところがある。今後もこのPhotographerに注目したい。

   interviewで貫地谷しほりは、30代になってこれからの女優としての覚悟のようなものを語っていて、師であった伊藤正次の教えを忘れていないことをあらためてたしかめることができた。

▼これまでにない経験が広がって、年齢を重ねていくことにも意識が変わってきた。「ちょっとずつしわもできてきて、やばい!と思ったりもするんですが(笑)、年齢を重ねたからこそ実感できることも増えてきたので、それをお芝居にも生かしていきたい。実際、演じる役もたいていは普通に生活している生活者なので、生活感を出せるように……。加齢もちゃんと画面に投影できる女優になれたら嬉しいですね」(取材・文:井口啓子)p.117

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