(オックス男爵は、クリスティン・ジクムントソン→妻屋秀和、オクタヴィアンは、マリア・カターエワ→小林由佳、警部は、妻屋秀和→大塚博章にそれぞれ変更となっている。)
予習メモ
◎オクタヴィアンはズボン役。宝塚卒業の明日海りおとか望海風斗とかが演じているようなもの。2/13に観劇した『フィガロの結婚』でのケルビーノ役の郷家暁子は可憐ですてきだった。
◎第3幕居酒屋での、元帥夫人&ゾフィー&オクタヴィアンの三重唱がこのオペラの山場で、そこに至るまでの過程に説得力があるかどうかが成否を分かつ。
◎管弦楽は、登場人物のそれぞれの場面での感情の襞に、流れと強弱で寄り添えるかどうか、ということ。
《ばらの騎士》大詰の三重唱は、そこだけ聴いても十分美しい音楽だけど、1幕から通して聴いた末にここに至ると、何とも言えないほろ苦さが心に迫ってきてえも言われぬ感動を覚える。《ばらの騎士》を通して聴く4時間はこの瞬間のためにある、と言ったら言い過ぎだろうか。
— Kazuhiko TAKEO@日めくり受難曲連載中 (@kazut0323) 2022年4月9日
新国立劇場 @nntt_opera オペラ『ばらの騎士』レビュー
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) 2022年4月10日
世界は二つの人に分けられる。リヒャルト・シュトラウスの『ばらの騎士』を見たことがある人と、これから見る人だ。
すばらしい芸術に敬意と乾杯! 2022年4月9日の上演です。#脳の教養チャンネルhttps://t.co/GA2vzwz3dd
このオペラを観劇したのは過去1回、1981年6/13(土)NHKホールにて、当時DDR(ドイツ民主共和国)のドレスデン国立歌劇場(現ドレスデン・ザクセン州立歌劇場=ゼンパー・オーパー)の来日公演である。この作品は、1911年1月ドレスデン宮廷歌劇場で初演されているから、歴史的に所縁のある歌劇場の公演であった。指揮ジークフリート・クルツ&ドレスデン国立歌劇場管弦楽団、演出ハインツ・アーノルド。