注文の本2冊受け取る

 3/15(日)、ローソンで久本福子著『貨幣の謎とパラドックス  柄谷行人論・原理論編』(葦書房)を、くまざわ書店津田沼パルコ店で古井由吉著『仮往生伝試文』(講談社文芸文庫)を、それぞれ入手した。前者はAmazon経由、後者はe-hon経由である。
 柄谷行人氏は、かつて(こちらもだれからか参加を誘われ断った)みずから提唱・実践した地域通貨=NAMでみごとに失敗しているが、この本は、その前後の柄谷資本主義論をめぐる原理論的考察であるらしい。もはや教祖化している感の柄谷行人氏の最近の著作をほとんど読んでいないが、この柄谷行人論はどうであろうか?
 2/18に亡くなった古井由吉の作品は、読んだのは『杳子』のみ。敬意を表して、代表作と評判らしい『仮往生伝試文』を購入した。文庫本なのに、税込2200円とは驚いた。

f:id:simmel20:20200315203613j:plain

f:id:simmel20:20200315203612j:plainf:id:simmel20:20200315203614j:plain