田村正資さんについては、かつてブログで言及している。今メルロ・ポンティを研究考察しているという田村さんは、期待通りに、たしかな知的営為の軌道を進んでいるようである。クイズの難問に解答し得た過程と瞬間に感じた魅力が、哲学にこそあることを発見したとのこと、考えさせられた。
それは、哲学も似ていて、色んな人が色んなテーマについて考えてきたことを自分の中にインストールして、それまで知っていたものとどんどんつなぎ合わせていくことで、新しい知を獲得するような営みなんです。だから哲学を勉強した自分は、昨日の自分とは違う見方や考え方で世界を見ることができるようになる。僕がクイズに感じていた魅力は何だったのか? という問いに対する答えが、哲学だったんですよね。
高校生クイズ,超進学校の頭良すぎて狂ってる青春を勉強に捧げた鬼才高校生達が気色悪い程の知識量と思考力でガチガチに争ってるデスマッチが見たい
— しーそいる (@Miklos_Horthy) September 13, 2019
今みたいな地頭力問うのとかほぼ運任せのはいらない
早押しとか,漢文を白文で読解したりとか,太陽の表面温度を計算させていた頃の高校生クイズに戻せ pic.twitter.com/rEiWkwRT9K