シャンソン「パリの空の下」&「愛の讃歌」

  キャスト|帯ドラマ劇場『越路吹雪物語』|テレビ朝日
第5週
 テレビ朝日の帯ドラマ『越路吹雪物語』の第7週・第33話、宝塚歌劇団を退団し、東京に出たコーちゃん=越路吹雪瀧本美織)が頼まれて日劇シャンソンショーの代役を引き受け、岩谷時子木南晴夏)訳詞による、ピアフの「愛の讃歌」を歌う場面があった。むろん「歴史そのまま」でないにしても、作詞家岩谷時子誕生の原点をはじめて知って、興味深かった。
 なお架空の人物、宝塚の大スター天代麗(たかよ・れい)を演じた音月桂は、さすがに元男役トップのオーラを放って魅力的であった。
 フランス語原詞の「愛の讃歌」は若林圭子のリサイタルで、岩谷時子訳詞の「愛の讃歌」は五木まりのリサイタルで、それぞれ聴いて感動した。このテレビドラマで思い出したことだった。
 http://d.hatena.ne.jp/simmel20/20141209/1418105927(「若林圭子博品館リサイタルを聴く:2014年12/9 」)
 http://d.hatena.ne.jp/simmel20/20160405/1459833975(「五木まりコンサートを聴く:2016年4/5 」)
 https://www.youtube.com/watch?v=3OqzbESmCug(五木まり「愛の讃歌」:YouTube
 平昌オリンピック、女子フィギュアスケートショートプログラムで3位カナダのケイトリン・オズモンドの曲は、シャンソンの名曲「パリの空の下」。エディット・ピアフの歌で華麗に氷上を舞った。昔子供のころ、わが家で初めて購入した蓄音機で毎日流されたのは、SP盤レコードの「パリの空の下」であった。エディット・ピアフでもジュリエット・グレコでもなく、たぶんリーヌ・ルノー(Line Renaud)の歌だったかと思われる。だれの歌でもあれ、懐かしく聞こえた。フリーでは、宮原知子選手の逆転に期待したい。
 Line Renaud - SOUS LE CIEL DE PARIS - YouTube
 http://d.hatena.ne.jp/simmel20/20131028/1382936233(「追悼・岩谷時子さん:2013年10/28 」)