河出書房新社のグリーン版『世界文学全集』を思い出す

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 千葉県いすみ市にご在住の田邉一廣氏から『カチューシャの哀しみ』(龍書房)のご恵贈に与った。自らの説明にある通りの小説である。完読していないが、球速130キロ前後の直球をストライクゾーンめがけて投げ込んだ印象。爽快ではある。
 トルストイの『復活』は、昔河出書房新社のグリーン版『世界文学全集』第2集・11巻(原卓也訳?)で読んでいる。この箱も本もグリーンの『世界文学全集』第1集・第2集は、全巻予約購入ではなくその都度購入していたが、主要な名作はこの全集で読んでいて、ルソーの『告白録』以外は東京浅草の実家に置いたままになっている。懐かしく思い出したことであった。


 http://ameqlist.com/0ka/kawade/zen_1959.htm(「河出書房新社グリーン版『世界文学全集』」)