コルトレーンの『至上の愛』



 最近は左耳の(ノイズ混じりの)難聴と、LPプレーヤーの故障でコルトレーンの演奏など久しく聴いていない。昔LPでは、『神の園(Ascension)』よりも『至上の愛(A Love Supreme)』のほうをよく聴いたものである。生演奏で聴いた経験は一度のみ、1966年7月の来日公演で、T.S.=ファラオ・サンダース(FARRELL SANDERS)、P.=アリス・マクレード(ALICE McLEOD)、B.=ジミー・ギャルソン(JIMMY GARRISON)、Dr.=ラシッド・アリ(RASHEID ALI)のJOHN COLTRANE QUINTET。ドラムは、エルヴィン・ジョーンズELVIN JONES)ではなかった。エルヴィン・ジョーンズの生演奏は、同年11月サンケーホールでの、アートブレーキー(ART BLAKEY)、アンソニー(トニー)・ウイリアムス(ANTHONY WILLIAMS)らとの「ドラム合戦(DRUM BATTLE)」で聴いている。迫力があった。

 
simmel20.hatenablog.com