シルヴィ・ギエム引退

 来年12月をもって、シルヴィ・ギエム(Sylvie Guillem)がバレエダンサーとしての活動に終止符を打つとのことである。1991年10月東京文化会館大ホールで観た「ボレロ」の舞台は忘れられない。ジョルジュ・ドンの「ボレロ」とはまた違った妖しさと激しさがあった。「ラ・アルヘンティーナ頌」で枯れ枝に花を咲かせるような舞踏を舞った、大野一雄のようには踊り続けられないのだろう。この8月・9月に、東京バレエ団創立50周年〈祝祭ガラ〉で、「ボレロ」を踊るそうである。いよいよ本当の最後ということになる。
 http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/topmenu/12-11.html(「NBSシルヴィ・ギエム引退」)
 http://simmel20.hatenablog.com/entry/20100603/1275557972(『舞踏「ラ・アルヘンティーナ頌」』)