ヴェルディ作曲『シモン・ボッカネグラ』11月上演

   今秋11月、新国立劇場オペラパレスにて、ジュゼッペ・ヴェルディ作曲『シモン・ボッカネグラ』が上演されるとのこと。大野和士指揮、ピエール・オーディ演出で、シモン・ボッカネグラ=ロベルト・フロンターリ、アメーリア(マリア・ボッカネグラ)=イリーナ・ルング、ガブリエーレ・アドルノ=ルチアーノ・ガンチほかのキャスティング。
 この演目は1981年9/10(木)、ミラノスカラ座の来日公演の一つとして上演され観劇している。クラウディオ・アッバード指揮、ジョルジョ・ストレーレル演出という、いまにして驚嘆する超一流コンビの舞台。内容については細かく記憶していないが、その後しばらく「シモン・ボッカネグラ」という名前を呪文のように反芻していたことからも、大きな衝撃を受けたことは間違いない。今回このオペラ作品と再会できることは悦びである。できるだけいい席をとって臨みたいもの