日本人の友人が今年のクリスマスは「ぼっち会」をするらしく、日本には「クリぼっち」というとんでもない破壊力を持つ言葉が存在するのだと知りました。フランスでは家族で過ごすのが主流で、カップルであってもクリスマスはそれぞれ実家へ帰省する事もあります🎄ぼっちと言われるのは厳しい!🤣(笑)
— 🇫🇷Bebechan - 日本のフランス人🇯🇵 (@bebechan_france) 2022年12月13日
西洋ではクリスマスと言えば怪談だそうですのでこんな本を。
— 古書転蓬 (@koshotenpoh) 2022年12月24日
杉浦野外坊「妖怪奇変 化物語」磯部甲陽堂 明治40。
1冊しか著作のない無名作家の本ですが、変形サイズに仕掛け口絵が付いてお洒落です。
あの文壇名物男の坂本紅蓮洞が序文を書いているのもポイントが高いと思います。稀本です。 pic.twitter.com/RgvQTcikyN
「西洋ではクリスマスと言えば怪談」は、イギリスの伝統のことであるようだ。東京でも25日深夜0時過ぎから阿佐ヶ谷ロフトAを会場に、怪談を語るイベントがあるとのこと。
主催する「怪談オタクの会」によれば、「今年から怪談を本格的に語り始めた新人の語り部とベテラン怪談マニアが、わざわざクリスマスイブに夜通し怪談を語り合う!まるで都市伝説のような得体の知れない実話怪談の数々… 。聖なる夜を恐怖で彩れ!!」と。
中学1年の時、国語古文の授業を担当されたのが「お化け先生」こと、板谷菊男先生で、1年間独自テキストの『古今著聞集』を読む授業であった。時折要望があるとお化けの話をしてくれた。だから「お化け先生」。1973(昭和48)4月に、図書出版社から15篇の短篇小説から成る、怪奇・幻想の短篇集『天狗童子』を上梓している。教え子であった作家吉村昭の序文がついている。たしか何篇かがアメリカで翻訳されてもいて、評価されていた。『古今著聞集』などから触発された作品群である。
板谷菊男先生の父君は、近代陶芸の巨匠と称えられる板谷波山。小学校を出たばかりのわんぱくたちには、そんな偉い人物を父にもつ先生とはまったく知る由もなかったのであった。今年2022年は、板谷波山生誕150年にあたるそうである。