「カティン(カチン)の森」と現代音楽

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  アンジェイ・ワイダ監督の映画『カティンの森』は観ていない。音楽を担当しているのが、クシシュトフ・ペンデレツキである。アウシュヴィッツの犠牲者鎮魂のための曲『Dies Irae(ディエス・イレ:怒りの日)』を、ワルシャワのゲットーでのユダヤ人虐殺を告発した、アルノルト・シェーンベルク作曲『A Survivor from Warsaw(ワルシャワの生き残り)』、そして同じくアウシュヴィッツの犠牲者鎮魂のための、ナンシー・ファン・デ・ヴェイト作曲『Krakow Concerto(クラクフ・コンチェルト)』とともに収録したCDを本日ようやく見つけた。ロシアのウクライナにおける民間人大量虐殺の報道に接し、探していたのである。『Krakow Concerto(クラクフ・コンチェルト)』はfor percussion and large orchestraと副題のついた打楽器協奏曲で、特別6楽章に「 KATYN」が追加してある。演奏は、ポーランドクラクフ放送交響楽団である。この6楽章だけなら、YouTubeでも聴ける。

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