◎渡辺守章演出の舞台で、最も記憶しておきたいのは次の二つ。
1975(昭和50)年7/19、冥の会公演、セネカ原作、渡辺守章訳・潤色・演出『メデア』新宿紀伊国屋ホールにて。
1988(昭和63)年4月、折口信夫の「死者の書」を基にした、渡辺守章脚色・構成・演出『當麻(たえま)』。このときはまだ、野村萬歳は野村武司(本名)の名で出演していた。
1980年、建て替え前の早稲田銅鑼魔館で見た「女中たち」(訳・演出)が強烈で、後に花組芝居で「奥女中たち」を企画するキッカケだった。鈴木忠志氏が「この人は、フランス人にフランス語のダメ出しをするんだよ」と紹介していた。合掌。
— 加納幸和/花組芝居 (@nikotamaya) 2021年4月21日
仏文学者、演出家の渡辺守章さん死去 https://t.co/xQ7Gm4nzEd