NHK大河『麒麟がくる』は、『七人の侍』への映像的アンチテーゼである

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 今年のNHK大河ドラマ麒麟がくる』は、初回を観る限り面白くなりそうで、ひさしぶりに一年間付き合いたい。野盗との戦闘場面は、何もかもが極彩色で、これは、黒澤明監督の『七人の侍』への映像的アンチテーゼであるとともに、(結果的に)オマージュにもなっていようか。
 明智十兵衛という呼称に違和感もあるが、演じている長谷川博己が鉄砲を手にする場面では、大河『八重の桜』の川崎尚之介とイメージが重なって感動する。女優陣も、尾野真千子木村文乃が出てくるそうで、若い女優の台詞の覚束なさも全体的にカバーしてしまうだろう。『おんな城主直虎』以来、また日曜日が愉しみになってきた。

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