高橋英夫訳の名著

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 2/13に逝去のこと知ってはいたのだが、知的刺激を受けた『神話の森の中で』(河出書房新社 1978年)について書こうと思っていても、この本が〈考古学的〉に見つからず諦めることにした。あっという間に夏になってしまった。高橋英夫氏のご冥福を祈りたい。

  西洋の二つの名著の翻訳が偉大な仕事であったろう。ヨハン・ホイジンガの『ホモ・ルーデンス』(中央公論社 1963年)と、カール・ケレーニイの『ギリシアの神話』(「神々の時代」&「英雄の時代」中央公論社 1974年)。「英雄の時代」は植田兼義共訳。『ギリシアの神話』は、古代ローマオウィディウスの『転身物語』(人文書院)とともに、個人的にはギリシア神話に関しての事典的意味ももっている。

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