骨正月と月命日


 昨日1/20(日)は、次男と葛飾区京成四ツ木駅近くのうなぎ魚政で会食をしてから、台東区橋場にある介護付き老人ホームヘ103歳になる老母の見舞いに行った。連れ合いの遺影の卓上写真立てを持参、徳利注文した十四代純米吟醸酒播州山田錦献杯の後、特注活鰻の特上うな重をいただいた。十四代は、芳醇で申し分ない喉ごし、一尾分の骨せんべいとのマリアージュも気が利いている。そういえば20日は骨正月の日、まさにピッタリだ。うな重のやわらかい食感は天下一品、至福のときを過ごせた。

 

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 店を出て、タクシーを呼んで明治通りを走り白鬚橋を渡ってもらい介護付き老人ホームSの家に到着。老母もさすがに少々認知能力に衰えが見られても、顔の血色は良く、話しているうちにいろいろな記憶も蘇っていた。次男が老母とともに自撮りしたスマホの画像を覗いて、「何、これが私? ずいぶん歳とっているなあ」と感想を漏らしたので、大笑いとなった。長生きするわけである。

 本日は連れ合いの、本年最初の月命日。仏前に、故人はバナナと豆乳が好きであったので、バナナ豆乳を注いだコップを供えた。春になれば、霊園探しを始めたい。

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