飯沢匤作・演出の不条理劇

 テレビ朝日の連続ドラマ『トットちゃん!』、最終回前日の今日の放送、回想場面で脚本家・演出家の飯沢匤(高橋克典)が再度登場。ヒロイン黒柳徹子清野菜名)の人生に大きな影響を与えた人物として描かれている。飯沢匤脚本・演出の舞台、11/13(月)掲載の『無害な毒薬』(文学座公演)と、もう一つ思い出した。1978年青年劇場公演、『夜の笑い』の舞台である。小松左京原作の「春の軍隊」と、島尾敏雄原作の「接触」を脚本化した、2部構成の舞台で、不条理なブラック・コメディ。第2部「接触」で副校長を演じた小竹伊津子の演技が秀逸で、印象を残している。なお、この脚本・演出に対して、第20回毎日芸術賞が授与され、公演は第13回紀伊國屋演劇賞を受賞している。
 キャスト|帯ドラマ劇場『トットちゃん!』|テレビ朝日
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 http://d.hatena.ne.jp/simmel20/20171113/1510558489(「飯沢匤と喜劇について:2017年11/13 」)