高校生の科学論文

 国際科学専門誌に掲載されて注目されているという、高校生(現在&当時)の科学論文の報道記事をたまたま読んだ。二つあり、どちらもその新鮮な発想と地道な努力の結果と思われ、感心させられた。
 http://www.buzzfeed.com/satoruishido/fukujima-no-gaibu-hibaku-senryou-ha-taka-ku-na-i-koukousei-s?utm_content=buffer401e0&utm_medium=social&utm_source=twitter.com&utm_campaign=buffer#.jhn2YBjeG
 (『BuzzFeed:「福島の外部被曝線量は高くない」 高校生執筆の論文が世界で話題に』)
……小野寺さん(※論文執筆者=小野寺悠さん)は、論文執筆を通して学んだことがある。
「計測の結果、線量が高かったとしても、公表していました。データは計測するだけでなく、公表して、みんなで考える。リスクがあれば、それを回避する方法を考えればいい。客観的な根拠と事実に基づいて、判断することが大事なのだと思います」……


 http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG10H0K_Q6A210C1CR0000/
 (『日本経済新聞:クワの葉に「宝石」女子高生が発見 世界初、専門誌に論文 』)
 http://www.saitama-np.co.jp/news/2015/12/24/11.html
 (「埼玉新聞:世界初、クワの葉に“宝石”発見 早大本庄学院生らの研究グループ」)
 https://www.waseda.jp/top/news/35479
 (『早稲田大学:リケジョ高校生、蚕が食べるクワの葉に植物の宝石「プラントオパール」を新発見 』)
 わが家の庭にも桑の小さな木がある。園芸用ではないのでたぶん一ノ瀬クワだろう。昔近隣の林に自生する桑の葉で蚕の飼育をしたこともある。春になれば、庭の桑の木も葉が茂り、想像する愉しみが生まれたことになる。