『ナイル殺人事件』とジェーン・バーキン



 昨日1/12(火)、NHKBSプレミアムで、アガサ・クリスティー没後40年企画ということで、前日の『オリエント急行殺人事件』に続いてジョン・ギラーミンJohn Guillermin)監督、アンソニー・シェファー(Anthony Sheffer)脚本『ナイル殺人事件(DEATH on the NILE)』を放映していた。前日の『オリエント急行殺人事件』の今回の放映は観ていないが、『ナイル殺人事件』はTV放送では初めて鑑賞した。映画館(日比谷映画劇場)で観たのは、1978(昭和53)年12月のことである。アブ・シンベルの遺蹟の場面などは、TV画面でも酔えるほどに美しい。
 http://www.nhk.or.jp/bs-blog/200/235287.html(「坂本朋彦のシネフィル・コラム:クリスティー原作ミステリー2作」)
 この映画に、セルジュ・ゲンスブール夫人であったジェーン・バーキンJane Birkin)が出演していたのだ。当時女優31歳のときの作品で、殺害される大富豪の令嬢リネットのメイド、ルイーズ・ブールジェの役。この女性も、殺人現場を目撃し、犯人を強請ったために殺されてしまう。登場場面こそ少なかったが、若いころのジェーン・バーキンが観られて満足できた。歌手としてのジェーン・バーキンを、2003年5/24、Bunkamuraオーチャードホールの「Japan Tour2003」のライブで観ている。