NHK朝ドラ『カムカムエヴリバディ』のロバートは「どこでもドア」を持っていた

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 今回の朝ドラは多くの視聴者が指摘しているように、リアリティーを著しく欠いているエピソードが目立ちすぎている。ヒロインの安子(上白石萌音)が倒れたり絶望してたりすると、必ずロバート(村雨辰剛)が〈偶然〉救いに現われたり、幼いるいが大遠征をしたり、車もまだ普及せず、新幹線のない時代に大阪・岡山間はそう簡単に往復できる距離ではなかったろう。ロバートはジープを利用していたのではなく、ひょっとするとドラえもんの「どこでもドア」を持っていたのかもしれない。ともあれ、脚本が、朝ドラ『ちりとてちん』、大河ドラマ平清盛』、時代劇『ちかえもん』などの名作を書いている藤本有紀なので、細部に目を瞑って今後の展開に期待したい。2代目ヒロインのるいを演じる深津絵理は、生の舞台を一度観ていて惹きつけられた。

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