いまHulu配信19世紀クリミア戦争終結後のロシアを舞台にした、ロシア・ウクライナ制作の歴史大河ドラマ『囚われの愛(Love in Chains)』にハマって、もとより暇人なので終日観ていてる。訳あって富豪の地主の家で令嬢の扱いで育てられた農奴カテリーナの恋人アレクセイが、カテリーナに欲情をもって執着する地主の息子グレゴリーによって殺されてしまう21話まで一気に観てしまった。ヒロインのカテリーナを演じるカテリーナ・コヴァルチュクは、顔かたちが日本の佐伯日菜子に似た女優で、馬車の中でグレゴリーに強姦未遂されるところなど、伊丹十三監督の大江健三郎原作『静かな生活』の場面と重なる。なおグレゴリーの母親でカテリーナを娘として育てた地主夫人アンナを演じているのが、これまたハマってしまったロシアの歴史大河ドラマ『エカテリーナ』で前皇帝エリザヴェータ役のユリア・アウグで、最初はイメージに慣れず戸惑ってしまった。
さてこのドラマは登場人物が、アレクセイを援助した農奴出身の実業家アンドレイと、グレゴリーと結婚した大地主の娘ナターリヤの弟ニコライ、それにカテリーナを支える料理人のパヴリーナ以外はバカばっかりで、善悪以前にバカとしか言いようがない振る舞いで、イライラすることばかり。それなのに観てしまう。ドラマのなかでのロシア正教の無力と〈暴力性〉は、すべての宗教の無力を象徴している。
#囚われの愛 ~Love in chains~ カーチャ役のカテリーナ・コヴァルチュクの表情演技力が凄いな。デモビデオみてもよく分かる。アメリカ映画にも進出するのね。https://t.co/ctBHbk1apy
— 清水久美子 (@KumikoShimizuWP) 2021年4月10日
エンタメの小説家でもそれ見ますよ。綿野恵太さんの本の題にあるように、僕も大なり小なりバカになっております。 https://t.co/6dMZlMfn3E pic.twitter.com/DikJJtA0al
— 千野 帽子『物語は人生を救うのか』「岩波少年文庫を全部読む。」 (@chinoboshka) 2021年9月30日
5倍になって「25人」という字が読めないのか? https://t.co/fiQNqzBKOb
— 池田信夫 (@ikedanob) 2021年9月28日
東京オリパラ 選手・関係者のコロナ入院者数は当初発表の5倍 組織委が修正https://t.co/My11Dy9HT1
— クロmium🐾 (@ztkszero) 2021年9月28日
マスコミが割合で言うときは数を、数で言うときは割合を見ろという典型。
ピーク時:当初2名 → 修正11名
トータル:当初5名 → 修正25名
赤旗によれば選手・海外だけで約9万人。
優秀では? pic.twitter.com/Sg0NUqHJME
知性もだけど、知識も少ないんですね。 https://t.co/9cdGF6JVuO
— 畠山茂 / はっち / hacci (@hacci88) 2021年10月1日