『置文21』48号発刊

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 『置文21』48号が発刊された。アントニオ・グラムシの思想を実践的に継承して、表現活動・組織活動など実行している 人らの機関誌である。いつものことながら直接の面識はないのだが、かつて慶應全共闘のメンバーとして〈暴れ〉ていたらしい中川三郎さんからの恵贈である。
 伊藤國彦さんの短歌8首中の2首。
若き日の孤独老いてまた孤愁あり白々と燃え冬月傾ぐ
廃屋は跡形もなく消え失せて隣家がこぼす白き花びら
 
今年亡くなった中央アジア史専門で甲南大学教授であった堀直(すなお)氏への、編集責任者の前田浩志さんの追悼文、2018年にいただいたとの書簡の紹介が興味を惹いた。

閑話休題明治維新の否定論はどうも体が反応しません。論議が東京・都会人の空論の印象です。中国・朝鮮と比較するだけでも、その近代の革命性は明らかだと思うのですが。我が家で面倒を見ていた元ウイグル人留学生たちとメールが通じなくなって心配しています。トランプが100万人のウイグル人が拘束されていると発言していますが、習近平織田信長の時代の住人のようです。