サンフレッチェ広島の優勝を寿ぐ


 サンフレッチェ広島Jリーグ優勝は慶ばしいことである。「天皇杯」では、わが名古屋グランパスとは過去2度も元日で決勝戦を戦い、いずれも勝たせてもらっている。第75回(1996年元旦決勝)、第79回(2000年元旦決勝)。とくに第75回の決勝は、国立競技場で観戦、贔屓の小倉隆史選手の2ゴールによる3-0の快勝で、歓喜・興奮の正月となった。カネの力でビッグネームの選手を集めなくてもサッカーは勝てることを証明し、みごとといえる。広島の街も好きであり、サンフレッチェ広島には何か借りができていたように感じられる。おめでとうと言いたい。とくに佐藤寿人選手は立派であった。しかし来季は、名古屋グランパスが優勝するだろう。
⦅写真(解像度20%)は、東京台東区下町民家のサザンカ山茶花)。小川匡夫氏(全日写連)撮影。⦆