俳句甲子園「露草に十年先の来てをりぬ」東京・開成高校3連覇

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▼このうち4人目の副将の対決で、海城高校は「花芒凪の十万億土なる」と詠みました。
これに対して開成高校は「露草に十年先の来てをりぬ」と詠みました。
このあと、生徒たちは互いの句を批評したあと専門家による審査が行われ、7対6で開成高校の句に軍配が上がりました。
その結果、開成高校が先に3勝目を勝ち取り、3年連続で優勝を果たしました。
審査員を務める松山市在住の俳人、夏井いつきさんは開成高校の句について「露草のしたたかさのようなものが見えてくるようだ。露草を見るたびにこの句を思い出し、じっとしゃがみこんでしまいそうだ」と感想を述べていました。