柏屋の薄皮饅頭届く

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 5/3(日)に、柏屋の薄皮饅頭(つぶあん)8個入りが届いた。今回つぶあんを選んだが、餡が主張するので薄皮の微妙な食感がやや消されるか。むろん美味しさは変わらない。
 それにしてもNHK朝ドラ『エール』は、和スイーツが重要な小道具として出てくる。豊橋(大正軒ほか)のみたらし団子は、少女時代の音と父との思い出のスイーツ。そして薄皮饅頭は、小山家の裕一父子と関内家の音母娘の4人が〈対決〉し、結局婚約の仮の成立が実現する場面での福島土産のスイーツ。光子(薬師丸ひろ子)が、喋ろうとする三郎(唐沢寿明)の口を饅頭で塞ぐところなど笑わせる。
 そして今日の『エール』では、イギリス留学が中止とされ絶望する裕一のため、東京でレコード会社を回って奔走する音(二階堂ふみ)を豊橋からわざわざ訪ねた母光子が、浅草雷門の堅い雷おこしを歯も折れんばかりに噛んで、「あきらめたらダメ」と励ます。雷おこしが重要な小道具として使われている。面白い。この先どんな和スイーツが出てくるのか興味深い。
 達者な二人、薬師丸ひろ子二階堂ふみのやりとりは、台本を越えて展開するところもありそうで、あたかも軽快なジャムセッションの音楽を聴く愉しさが期待できる。