ポール・クローデル『繻子の靴』通し上演

東京新聞」6/27夕刊
 ポール・クローデルの『繻子の靴』の通し上演の企画については、一昨年ブログで取り上げている。

……〈通し〉上演は、本邦初演であるが、じつは、「四日目」の舞台は、1977年、フランスのマドレーヌ・ルノージャン=ルイ・バロー劇団(COMPAGNIE RENAUD-BARRAUT)が『バレアル諸島の風の下で』の題名で来日全国公演しているのである。5月の国立劇場公演を観ている。当時の来日公演は字幕上演形式ではなく、同時通訳のイヤフォン使用の観劇で、なかなか劇に溶け込めなかった苦い記憶がある。……
 http://simmel20.hatenablog.com/entry/20161215/1481790678(「演劇史的事件?:2016年12/15 」)
 http://simmel20.hatenablog.com/entry/20170912/1505189098(「ジャン=ルイ・バローと観世寿夫:2017年9/12 」)