天王洲アイルでの観劇

 家人が観ているテレビの街歩き番組で、東京品川区の天王洲アイル(Tennoz Isle)を紹介していた。この運河の街をそれほどぶらついたわけでもないが、モダンダンス鑑賞の折に1度、そして観劇の機会に3度ほど訪れている。演劇(芝居)に限ると、1)1998年9月、T.Y.ハーバーシアターにて、藤原大巌(たいげん)作・演出の『もし我々が何かを失ったとき後に残るものはいったい』。出演は、小川範子&長田哲也の二人のみ。小川範子の舞台をすぐ真下で観られて満足。内容は覚えていない。2)2005年6/9、アートスフィアにて、tptの企画公演、デヴィッド・ルヴォー演出『nine THE MUSICAL』。フェデリコ・フェリーニ監督の映画『8 1/2』と同じ、監督の自伝的物語。演劇は、アーサー・コピット台本、モーリー・イェストン作詞・作曲、マリオ・フラッティ翻案、青井陽治翻訳。溢れ流れる水が印象的で、洒落ていて夢のような舞台であった。この公演パンフレットには、橋本治氏のフェデリコ・フェリーニ讃「ゴージャス 8 1/2 」、木村佳乃対談デヴィッド・ルヴォー、中村勘三郎対談デヴィッド・ルヴォーが掲載されていて、対談内容の是非は兎も角、充実している。3)2013年2/8、銀河劇場(元アートスフィア)にて、ロナルド・ハーウィッド作、行定勲演出の『テイキングサイド(TAKING SIDES)』。
 http://d.hatena.ne.jp/simmel20/20130209/1360395942(「『テイキングサイド』観劇:2013年2/9 」)
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 (東和・ATG共同配給、1965年9月日劇文化にて鑑賞)