小冊子スタイルの文藝紙『花粉期』(藤蔭道子編集・発行)の号外「追悼 葉山修平」が、9/30付けで発刊されている。葉山修平氏は、みずからの旺盛な創作活動とともに、千葉朝日カルチャーセンター、金沢読売文化センター、NHK文化センター柏教室、読売文化センター蒲田などで小説教室の講師を務めていた。その教えを受けた方々の追悼のことばを編んだものである。
これらを読んだだけでも、文学としての小説の勉強になるのではないか。
……私の受けた最後の講義のとき、先生は受講生の原稿に目を通し、動かしていたペンを持つ手を止めて、顔をあげ、
「ここに生き様と書いてあるけど、生き様と言う言葉はありません。死に様はあるけど。強いて言うなら、生きる様子かな」……(p.42 梶杏子「傅えられなかった感謝の言葉」)
- 作者: 葉山修平
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- 発売日: 1994/05
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- 作者: 泉紀子
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