蜷川幸雄演出『元禄港歌』初演の記録



 蜷川幸雄演出『元禄港歌』が、1980(昭和55)年夏の帝劇での初演以来36年ぶりに、来年1月シアターコクーンで公演とのことである。シアターコクーンは、縦横の席と席との間が狭く、関節痛を抱えるこちらとしては避けたい劇場である。10/15に『大逆走』観劇でこの劇場に足を運んだのは、あくまでも女優吉高由里子が出演とのことでである。
 さて『元禄港歌』、初演のキャスティングなどたしかめ、当時の舞台を懐古したい。



【キャスト】
平幹二朗筑前屋長男・信助)
太地喜和子瞽女・初音)
(菅野忠彦=筑前屋次男・万次郎)
市原悦子瞽女・歌春)
松山政路=和吉)
(嵐徳三郎=瞽女・糸栄)
金田龍之介筑前屋当主・平兵衛)
山岡久乃=お浜)
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