ダンサー田中泯登場

 本日のNHKあさイチ』のプレミアムトークのゲストに、朝ドラ『まれ』で塩作り職人の桶作元治を演じていることから、田中泯が出演していた。これまで舞台でのライブは残念ながら観ていないが、NHK大河ドラマ龍馬伝』、BS時代劇『妻は、くノ一』での存在感と演技に魅了されていた。
 http://www1.nhk.or.jp/asaichi/(「NHKあさイチ』」)
 http://www.nhk.or.jp/mare/(「NHK朝ドラ『まれ』」)
 http://www.nhk.or.jp/jidaigeki/kunoichi2/(「NHKBS時代劇『妻は、くノ一』」)
 有働由美子アナ紹介の視聴者からの投書で、「泯さんはご自分のことをダンサーと言われましたが、舞踏家ではないんですか?」とあった。これに対して、田中泯は、「舞踏というのは、わが師の土方巽のときに生まれた言葉で、いまとくにこの言葉に拘ることはない」と応じていた。なるほど、舞踏という言葉が確立してしまい、みずからの身体表現それじたいが固定したイメージや位置づけに甘んじてしまう危うさを感じているのだろう。表現はダンスであり、人はダンサーでいいのである。
 なお『まれ』で妻文役の女優田中裕子を称賛していたが、共感できる。










⦅写真は、東京台東区下町民家のユスラウメ(ゆすらうめ)。小川匡夫氏(全日写連)撮影。コンパクトデジカメ使用。⦆