TVドラマの新妻聖子

新妻聖子の歌う場面は最終回のここだけとは。)

(最終回で、前シリーズでお馴染みの美少女小池里奈再登場だ。)


8/22放送で、匿名探偵の前から姿を消したミュージカル歌手の恋人が存在したことが、判明。むろんこの女性こそ、新妻聖子が演じる役どころであろう。

        (8/15放送:隣の謎の女→9/5放送で、理容室店主の愛人と判明。)

 昨日7/6(金)から、テレビ朝日高橋克典主演の金曜ナイトドラマ匿名探偵』part2が始まった。前シリーズもほどほどのエロス満杯(?)で面白かったので、今回のシリーズも愉しみしている。探偵に仕事を依頼するつなぎ役のセクシー系美人弁護士冴島響子(片瀬那奈)と、その二人の密談の場所のスナックのマスター(ウルトラセブン森次晃嗣)、そしてベテラン刑事阿南幸一(田山涼成)らは変わらず、継承しているところはたしかであって安心できる。探偵の住む住空間が変化して、いつも隣のビルの部屋には、賑やかな3人の裸のアイドルストリッパー嬢たちがいたが、今回は隣の建物の部屋には謎の女性。探偵がたまたま着替え中下着姿のところを覗いてしまうはめに。官能的なこの女性は、おそらくミュージカル歌手かオペラ歌手なのではないか。いずれ新妻聖子のみごとな歌唱が聴けるはずである(と勝手に推量)。
 http://www.tv-asahi.co.jp/tokumeitantei/(「テレビ朝日匿名探偵』part2」)
 http://d.hatena.ne.jp/simmel20/20121104/1352038686(「アンヌとダンの再会」)
 新妻聖子出演の舞台を観たのは、2005年11/7東京上野国立博物館特別室での『サド侯爵夫人』と、2010年9/15東京ル・テアトル銀座での栗山民雄演出の『イリアス』の二回である。かつてHP記載の『サド侯爵夫人』の観劇記を再録しておこう。
 http://d.hatena.ne.jp/simmel20/20100916/1284646642(「場外も演劇的な『イリアス』観劇)

◆11/7(月)三島由紀夫作、岸田良二演出『サド侯爵夫人』を観劇。このところ演劇の場を提供している東京上野国立博物館特別室。この作品の公演はだいたい観ている。今回は、ルネの母親モントルユ夫人が剣幸、サド侯爵夫人ルネが新妻聖子(パンフレットの写真)、サン・フォン伯爵夫人が椿真由美、ルネの妹アンヌが佐古真弓、シミアーヌ男爵夫人が福井裕子、家政婦シャルロットが米山奈穂というキャスティング。ルネ役の新妻聖子さんの声は美しく、最後の盛り上がりの長い台詞も音楽のように澱みなく聞えた。台詞劇のこの芝居にふさわしい女優さんであった。アンヌ役の佐古真弓さんは、後ろ向きで語るときよく台詞が聞きとれなかった。作者の三島由紀夫は、「セリフだけが舞台を支配し」「目のたのしみは、美しいロココ風の衣装が引受けてくれるであろう」と述べているが、今回は、登場の女性のヘアメイクがとても凝っていた。ヘア&メイクキャスティング担当は、堀裕美子。まさに目に楽しかった。⦅2005年11/9(水)記⦆