本棚の整理をしていたところ、昔『季刊クライシス』（社会思想社）1987年春号に掲載された論考に出会った。目次を見ると、かつての社会科学の関心と傾向（偏向？）がよくわかる。議論の射程距離に、我ながら疑問をもつが、この季節、学生・生徒らはおそらくある希望を抱いて購入した（させられた）真新しい教科書というものに幻滅を感じ始めるであろうから、そのタイミングということでここに置くこととしたい。
Textbook.pdf 
（「教科書のなかの社会科学」）
｟写真（解像度20%）は、東京台東区下町に咲く、上花海棠＝海棠（カイドウ）、下花韮（ハナニラ）。小川匡夫氏（全日写連）撮影。｠
