2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

演歌について

いわゆる演歌がいま何となく共有されているようなイメージ通りの「型」として完成されたのも概ね1970年代あたりのように感じるんだが、それ以降は明確に「歌詞」に意味を委ねる必要はなくなり、フシその他演歌的「定型」そのものが本質であるようになってい…

ようやく今年の初的中:「シルクロードS」

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くもり止めクリーナーは効果あり

このところマスク着用で外出する度、メガネがくもってじつに危うい。変形性膝関節症のため跛行気味に歩く上に、前方不確かだといつ事故に遭遇するか不安であった。この「くもり止めクリーナー」を塗布して外に出たところ、視界鮮明、効果があった。ありがた…

ジョー(大月錠一郎)の夢、あるいは開成とジャズ

toyokeizai.net 例えば、日本の開成中学・高等学校でも、米国のボーディングスクールでも、前回にお話ししたような生徒の素質を伸ばすことを必死に行っています。私が校長を務めていた開成は、東大進学者数ばかりが注目される傾向にありますが、実は世界的な…

「魔物」のジャンヌ・モロー(Janne Moreau)

今日はジャンヌ・モロー誕生日。基本老け顔だしスタイルが良いわけでもない。ところがこの人は女子力が圧倒的なのです。若きマダムを演じた「恋人たち」「雨のしのび逢い」や「マドモアゼル」の悪魔的な女教師、もうイチコロです。そのパワーは主人公の祖母を演じた「ぼ…

源三位頼政の辞世

源頼政は、鵺退治の伝説でも知られています。その褒賞として朝廷から下賜されたのが太刀獅子王。獅子王の言う「最後まで現役だったじっちゃん」こそ頼政なのです。獅子王は東京国立博物館二階で展示中。お正月休みに会ってきました。三日月宗近の一階とは離…

ダイアン・レインの映画といえば

今日はダイアン・レイン誕生日。「リトル・ロマンス」で格上の美少女として降臨、「ストリート・オブ・ファイヤ」でスター街道爆走かと思いきや失速。しかし「マイ・ドッグ・スキップ」で綺麗なお母さん枠を掴み見事復活。私的には「運命の女」が彼女史上最高。そしてスー…

通し狂言『 南総里見八犬伝』(国立劇場)観劇

1/19(水)国立劇場・大劇場にて、曲亭馬琴原作、渥美清太郎脚色、尾上菊五郎監修の通し狂言『南総里見八犬伝』5幕7場を観劇。菊五郎劇団の当り狂言で、1969(昭和44)年以降国立劇場公演は今回で5回目とのこと。恥ずかしながら原作は未読、渥美脚本によ…

芥川龍之介生誕130年 室生犀星没後60年 記念展

【企画展情報】芥川龍之介生誕130年室生犀星没後60年 記念展~芸術家村だった田端を文士芸術家村にした二大巨頭について比べてみました~(略して #バタクラ!!)●2022年2月5日(土)~5月8日(日)※休館日を除く●田端駅北口より徒歩2分●入場無料https://t.co…

るいちゃんのCM

33年の時を経て、深津絵里さん主演のTVCMを放映します。どんな時代であっても、東海道新幹線は皆様の「会う」を支え続けてまいります。TVCM『会うって、特別だったんだ。』主演:深津絵里楽曲:odol「望み」#働くあなたを今日も乗せて #JR東海 — JR東海New…

ジャンジャック・ベネックス監督『Betty Blue』

www.asahi.com ジャンジャック・ベネックス監督の作品は、『ベティ・ブルー(Betty Blue)』のみDVD(米国盤・R1)で観ている。監督の訃報に接して、あらためて鑑賞。青春のエロス的暴力性と無を静かで美しい景観の中に描いて、惹き込まれた。老人作業員が…

「今月今夜の月」は観察できなかった

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『影のない女』→『フィガロの結婚』:東京二期会オペラ劇場演目変更!

www.nikikai.net www.nikikai.net ペーター・コンヴィチュニー演出ということでその開演を鶴首して待っていた『影のない女』であったが、新型コロナ感染症の第6波が襲ってきている現状では、変更もやむを得まい。2/2新国立劇場のワーグナー楽劇『さまよえる…

トランペットの音には哀愁がある

#カムカム 第11週、ご覧いただきありがとうございました!今週はキュンなシーンがたくさんありましたね。ドライブシーンもステキだったし、、、ベリーのカッコよさにもまいりました…来週は、いよいよコンテスト。ジョーとトミーのトランペットが楽しみです!…

わが岩波ホール

bijutsutecho.com 【お知らせ】2022年7月29日(金)を以て閉館いたします。54年間にわたり、ご愛顧頂きました皆様に心より御礼申し上げます。閉館までの上映予定、会員制度等の詳細は決まり次第、岩波ホールHP等を通じて別途ご案内いたします。https://t.co/…

ロバート・アラン・アッカーマン演出の『楡の木陰の欲望』を思い起こす

突然「おすすめ」でタイムラインに飛び込んで来たツイートに驚きと悲しみ。ロバートアランアッカーマンのWSはとても素晴らしいものでした。WSへの取り組み方が血気盛んが過ぎていた私を、とても優しくフォローしてくださっていたことを思い出します。ボブさ…

開店20周年のモナリザ丸の内店でディナー満喫

www.monnalisa.co.jp 1/8(土)は、池袋東京芸術劇場コンサートホールでの観劇の後、東京メトロ有楽町線に乗り護国寺まで。護国寺近くのカフェで次男家族と待ち合わせ、1歳になったばかりのKちゃんとも初顔合わせ。母娘と別れて、タクシーで東京駅南口丸の…

オマージュとのこと:NHK『カムカムエヴリバディ』1/11放送回

realsound.jp #カムカムエヴリバディジョーがるいにトランペットを持たせるシーン、あれはマイルス・デイヴィスとジャンヌ・モローへのオマージュですね。そしてジョーの部屋の隅にマイルスの「スケッチ・オブ・スペイン」のジャケットがチラッと見えました…

プーランク作曲『人間の声』&ジョルジュ・ビゼー作曲『アルルの女』鑑賞

| 1/8(土)、東京池袋の東京芸術劇場コンサートホールにて、ジャン・コクトー原作、プーランク作曲のモノオペラ『人間の声』と、A.ドーデ原作、ジョルジュ・ビゼー作曲の劇音楽『アルルの女』を鑑賞した。『人間の声』の原作戯曲の舞台は、昔青山草月ホール…

『文学+|02|』(凡庸の会)を読む(2)

中沢忠之氏の「純文学再設定+」は、連載『脱(20世紀日本)文学史試論』の第2回とのことだが、単独論考として面白かった。前稿で論じていることで、「純文学を代表する私小説を批判する形で現れた」とする「純文学の枠組みを設定する三要素」は、「自意識…

庭の雪景色

『文学+|02|』(凡庸の会)を読む(1)

『文学+』(凡庸の会)は、「文芸批評と文学研究の対話を緩やかなモチーフとする同人誌」で、今号は第2号。もう一つのテーマとして「文学史の再構築」「文学史の書き換え」があるとのこと。巻頭に大石将朝氏(麻布中・高教諭)司会進行の[座談会レジュメ]…

日本の未来:人口減の問題

昨日1/4(火)は、孫3号のKちゃんの1歳の誕生日であった。もう立って少し移動ができるように成長しているとのこと。孫たちが社会の前線で生きるころ、日本はどうなっているのだろうか。希望を託したいが、社会構造上の不安もある。人口減の問題である。経…

KALDIのお雑煮

三ヶ日は、KALDIのカップお雑煮をいただいた。電子レンジ温め、500Wで3分・600Wで2分50秒と説明にあるが、中の餅はそれでは硬くて雑煮の感触が悪い。予め餅をオーブントースターで少し焼いておくと、うまく仕上がる。具材と汁の味はなかなかのもの。

『ぎぼむす』と『八重の桜』のコラボ

www.tbs.co.jp 昨夜このスペシャル放送を観ていたところ、綾瀬はるか演じる宮本亜希子が「ならぬことはならぬものです」というせりふを口にするシーンがあった。これは、NHK大河ドラマ、綾瀬はるか主演『八重の桜』でお馴染みの、会津藩士の心得「什の掟」の…

「地球温暖化」をめぐる茶番

note.com 渡辺正東京大学名誉教授の『「地球温暖化」狂騒曲・社会を壊す空騒ぎ』(丸善出版)は、政府見解および(主として)朝日新聞・NHK報道によるC(catastrophic=破局的)つきの地球温暖化論が間違いであることを、多くの専門科学者の論文と事例を紹介…