2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

戯曲『治天の君』の「言葉の間違い」

jun-jun1965.hatenablog.com 舞台だけを観る限りでは、言葉の間違いについて気がつかなかった。なるほど小谷野敦氏の指摘を読み検討すれば、肯首できることばかりである。 simmel20.hatenablog.com

さすが椎名林檎と東京事変

news.livedoor.com www.youtube.com 昔よく聴いたCDアルバム『無罪モラトリアム』。反逆精神を喪失しない、よい歳のとり方をしているが、椎名林檎だからこそのこと。それぞれのジャンルで飛び抜けた才能がない場合、〈反逆〉ばかりしていればふつうの人生の…

検査したほうがいいのは、陰謀論者のアタマ

news.livedoor.com 一部週刊誌の記事でご心配を賜りましてありがとうございます。はい!検査の結果頭はなんともないです一部の方々のお心遣いに感謝ですすみません。状況と体調に気を付けながら日々楽しく素敵な作品を作っていきたいです。さてさて今夜は8話…

矢内原美邦演出・振付ヴェルディ作曲『ラ・トラヴィアータ』(椿姫)鑑賞

2/22(土)は、東京芸術劇場コンサートホールにて、矢内原美邦演出・振付ヴェルディ作曲『ラ・トラヴィアータ』(椿姫)を鑑賞した。ヴィオレッタ役(ソプラノ)を歌うのが、予定の人の代役となった、エカテリーナ・バカノヴァ。この人の歌唱に尽きている。…

最初のG1「フェブラリーステークス」万馬券的中!

www.youtube.com 今年最初のG1「フェブラリーステークス」東京競馬場11Rダート1600Mは、3連複的中配当が95,310円の万馬券決着となったが、1着モズアスコット(C.ルメール)は単勝1番人気、3着サンライズノヴァ(松山弘平)は3番人気であった。2着ケイ…

「鞦韆(しゅうせん)は漕ぐべし」

www.nikkei.com 芳賀先生最後の年賀状。 pic.twitter.com/uAZYmeo5Ct — 小谷野敦とちおとめのババ・バロネッタ (@tonton1965) 2020年2月21日 比較文学者・作家の小谷野敦氏が紹介している賀状掲載、三橋鷹女の「鞦韆は漕ぐべし愛は奪ふべし」の句に便乗して…

月命日と〈月誕生日〉

2月の月命日ということで、船橋中央メモリアルパークまで掃苔に出向いた。来月は桜が開花しているだろう。近くを流れる海老川沿いに桜並木があり、花見が楽しめる。天候もよく、市場通りのバス停までゆったり歩けた。 東武地下の青葉でラーメンを食べた。魚…

春咲きクリスマスローズ開花

鉢植えの春咲きクリスマスローズ(レンテンローズ)が開花した。連れ合いがたいせつにしていたものなので、1輪咲いたのみとは言えど嬉しいことである。

ふとん乾燥機を買う

昨年の千葉県を襲った台風で、わが庭の(背丈の低い百日紅の木とペアを組んでいた)残っていた片方の鉄製物干し台も折れてしまった。根元が錆びついていたので風の力に持ち堪えられなかったのだ。今日、市の粗大ゴミ収集車が予定通りに来て、物干し台ほか、…

NTLive:サム・メンデス演出『リーマン・トリロジー』鑑賞

www.youtube.com www.youtube.com 昨日2/16(日)は、TOHOシネマズ日本橋にて、NTLive、サム・メンデス(Sam Mendes)演出の『リーマン・トリロジー(THE LEHMAN TRILOGY)』を観た。2019年7/25ロンドンのピカデリー劇場公演をそのまま映像化したものである…

森新太郎演出『メアリ・スチュアート』観劇

序)第一幕:イングランドの北辺、スコットランドとの国境に近いフォザリンゲイ城の一室。▼暗い空間での、囚われの身のメアリ・スチュアート(長谷川京子)と乳母ハンナ(鷲尾真知子)との会話。意図的にくぐもった声で奥からメアリが登場するが、難聴ぎみの…

貫地谷しほりと上野樹里:『テセウスの船』

www.tbs.co.jp www.youtube.com 矢口史靖脚本・監督の傑作『スウィングガールズ』以来ひさしぶりに貫地谷しほり(田村鈴役)と特別出演の上野樹里(田村由紀役)が、TBSの日曜劇場『テセウスの船』で共演している。今のところ二人が同一空間で交錯する場面は…

庭の白梅咲きそろう

庭の白梅が咲きそろってきた。メジロもウグイスもまだ飛来していないようだ。

折口信夫「死者の書」による舞台『當麻』

1887年の今日は日本の民俗学者、折口信夫が生まれた日です。柳田國男の高弟として民俗学の基礎を築きました。また釈迢空という筆名で創作も行い、小説「死者の書」などを残しています。 pic.twitter.com/u4Zla6Y0OU — 愛書家日誌 (@aishokyo) 2020年2月10日 …

ノムさんの野球解説はゲームより面白かった

www.nikkansports.com プライドは自分でコントロールして初めて価値があるもの。あるときはプライドを捨てなくてはいけないし、あるときはプライドによって自分を保たなければいけないhttps://t.co/yIRcIJQEHD — 野村克也 名言集 (@NomuraBOT) 2020年2月8日 …

横浜ボートシアターの『小栗判官・照手姫』は観ている

www.asahi.com 遠藤啄郎さん制作の仮面は別などこかでも楽しんでいるが、主宰する劇団横浜ボートシアターの代表作公演、遠藤啄郎さん演出の仮面劇『小栗判官・照手姫』を、遊行寺ではなく、江東区佐賀町エキジビット・スペースにて1986年10/1に観ている。シ…

NHK朝ドラ『スカーレット』の八郎はえらい

www.nhk.or.jp 川原喜美子を演じる戸田恵梨香(NHK公式サイトより拝借) 離婚してからも川原家に武志(伊藤健太郎)の養育費を送り続けている八郎(松下洸平)は、えらい。ヒロインの陶藝家川原喜美子を演じている戸田恵梨香のドラマは、はじめて観るが、演…

最後の一滴:作(ざく)新酒・純米大吟醸1800ml

日本酒の本質情報です。 pic.twitter.com/bICppdTgHN — 青緑 (@aomldol) 2020年2月9日 2/9(日)はふだんは休肝日であるが、2/7(金)に呑んでいなかったので、昨年暮れにいただいた作(ざく)新酒・純米大吟醸1800mlの最後の一滴を、パルコ地下魚力で買った…

マスクをめぐる〈日米比較文化論〉

2/8(土)は、長男がKくんを連れて訪問。二人ともマスク装着で笑ってしまう。お土産は、FLO<フロ プレステージュ>のショートケーキと東京ディズニーランドのクッキー缶、そして何とマスクの束であった。「マスクはずーっと同じのを愛用している」と言う…

『群像』3月号を買う

1週間ぶりに外へ買い物に出て、パルコのACADEMIAくまざわ書店に寄り、文藝雑誌『群像』3月号を購入した。文藝雑誌など買うのはじつにひさしぶりである。絓秀実氏の論考「小説家・大江健三郎」を読むためのみである。他の作品・評論など読むつもりはまった…

カーク・ダグラスを悼む

www.asahi.com ジョン・スタージェス監督、バート・ランカスター(保安官ワイアット・アープ役)共演『OK牧場の決斗』のドク・ホリデイ役も魅力的であったが、個人的には、ロバート・アルドリッチ監督、ロック・ハドソン(保安官ダナ・ストリブリング役)共…

批評家江藤淳再評価

江藤淳の認識はある種の歪みを持っていて、それゆえにかれは「異常な判断」ばかりするわけだが、だからと言って江藤を批判する気に最近なれない。剥き出しの生存戦略が知を占有する時代において江藤淳のような知的な知性を読むことはとても意義ある行為では…

ファム・ファタール ルー・ザロメ命日

ルー・アンドレアス・ザロメ(Lou Andreas-Salomé)が亡くなったのが、1937年2/5。つまり今日が命日にあたる。リリアーナ・カヴァーニ監督の『ルー・サロメ 善悪の彼岸』は、ルー・ザロメ(サロメ)を中心にして、ニーチェとパウル・レーの男二人が関わる物…

柑橘類の季節

温州みかんが水気を失い味も落ちてくると、伊予柑・はっさくの昔からあるものに続いて、果実コーナーには個性的な名前の柑橘類の交雑種が並ぶ。先週ははっさくの後デコポンを食べたので、今週は清見とポンカンの同じ交雑種とのはるみを買ってある。デコポン…

大河ドラマとW長谷川

www.nhk.or.jp 2/2(日)放送のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』では、明智十兵衛光秀(長谷川博己)と斎藤高政=義龍(伊藤英明)が馬に乗って林に赴き、鉄砲の試し撃ちをする。そして義龍は、将来の美濃をどう統治すべきか、戦さにばかり卓越した才を発揮する…

孫Aちゃん誕生日

2/2(日)は、孫のAちゃんの誕生日だった。スマホの家族LINEで祝福のメッセージを送った。チビちゃんなのに早生まれで、これから学校では苦労しそう。4月から幼稚園の年中組、早いものである。リズム感がいいようで、ピアノを習いたいとのこと、まずは両親…

イヴォ・ヴァン・ホーヴェ(Ivo van Hove)演出の舞台

ベルギー出身演出家イヴォ・ヴァン・ホーヴェ(Ivo van Hove)の2017年11月の来日公演『オセロー』は見逃してしまった。今年の秋(9月)に、この演出家によるテネシー・ウィリアムズ作『ガラスの動物園(The Glass Menagerie)』の来日公演が、新国立劇場・…

バートランド・ラッセル(Bertrand Russell)没後50年

バートランド・ラッセル(Bertrand Russell)が亡くなって(1970年2/2没)、本日の命日で50年になる。高校1年の時の英語の副読本で、ラッセルの著作が使われ、担当の H先生が、「キルケゴールとハイデッガーを実存哲学という哲学史的カテゴリーでかんたんに…

庭の福寿草

エアコンがクリーニングのサインである音を発したので、3月の陽気とかいうテレビの天気予報を信頼し、前面パネルを外してフィルターほかほどほどに清掃して、さてパネルを取り付けようと試みるもうまくいかない。そのうち首が痛くなってきてしまった。寒波…