2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

宇宙の船橋へ引っ越したい

https://www.yomiuri.co.jp/science/20180830-OYT1T50132.html(『小惑星「フナバシ」誕生、永遠に宇宙に残る船橋』)

ニラの花咲く

わが庭の片隅に、ニラの花が咲きはじめた。吹く風の音に秋を感じるどころか、猛暑のぶり返しで、夏はストーカーのように纏い付いて離れようとしない。

犬養健命日と安藤サクラ

連続テレビ小説「まんぷく」|NHKオンライン 10月放送開始のNHK朝ドラ『まんぷく』は、PRを見る限りあまり視聴の意欲が湧かない。ヒロイン今井福子役の安藤サクラの演技力はたしかそうで、立花萬平役の長谷川博己は大河ドラマ『八重の桜』、NHKドラマ『漱石…

医療現場の疲弊

かつてわがブログで、小児科医師の過酷な労働実態についてメモしたことがあるが、小児科のみならず医療現場の疲弊は改善されていないようである。 http://d.hatena.ne.jp/simmel20/20130711/1373526985(「小児科医師に休暇を!:2013年7/11 」) https://me…

二階堂ふみは太地喜和子になる

相関図|TBSテレビ:日曜劇場『この世界の片隅に』 TBS日曜劇場連続ドラマ『この世界の片隅に』は、ヒロインすず(松本穂香)の小姑黒村径子を演じている尾野真千子とともに、呉市の遊郭の遊女白木りん役の二階堂ふみの存在感が際立つ。この二人の女優は、室…

オピニオンリーダーにおける〈一貫性〉

戦時総力戦体制は、「日本が封建社会から脱却するとともに、資本主義の弱肉強食を克服するものとみえた」ためだろう、マルクス主義の学者も、大政翼賛会に賛同し、国家総動員法に賛成した。朝日新聞の笠信太郎も共通の気分をもっていた。三木清の影響を受け…

人騒がせなアーシア・アルジェント

MeToo運動の代表的女優アーシア・アルジェント、若手男優への性行為強要が報じられる | THE RIVER 今回の件の真相はともかく、被害者・弱者の立場で発言・活動をしながら、じつは自らも加害者・強者として振舞っているのかもしれないとの自己相対化は、常に…

新しいじょうろ(如雨露)

いままでで使っていたじょうろ(如雨露)が一部破損して水漏れが出てきたので、アマゾン経由で新しいじょうろを購入した。イタリア製でH2Oという商品名。ターコイズブルーの色彩とデザインが気に入っている。さっそく今朝の鉢の水やりに使用。容量3Lは使い勝…

カトリック教会の「罪」―戦時日本と現代アメリカ―

千人を超える児童が被害?米カトリックの司祭300人以上が性的虐待か - ライブドアニュース 73年目の戸田帯刀神父射殺事件を考える―「赦すこと」と「赦せないこと」 ジャーナリスト・佐々木宏人 : 論説・コラム : クリスチャントゥデイ 戸田帯刀神父暗殺事…

左翼〈尊王攘夷派〉の擡頭

アゴラ研究所社長で学術博士の池田信夫氏の近著『丸山眞男と戦後日本の国体』(白水社)では、まず「国体」の語をめぐって議論の足場を固めている。 明治憲法は日本の「国体」を求めるものだといわれたが、その意味ははっきりしない。それが「万世一系の天皇…

『ミス・シャーロック』(Hulu配信)は、シーズン2を待望

Hulu×HBO Asia共同製作ドラマ「ミス・シャーロック/Miss Sherlock」公式サイト|フールー 『ミス・シャーロック』(Hulu配信)は、Episode1~8構成の連続ドラマ。多くの視聴者が感想として抱いたであろう、荒唐無稽さに目を瞑るとすれば、なかなか面白かった…

文士と伝統文化

「特集・三島由紀夫と澁澤龍彦」巻頭の三島由紀夫文学館レイクサロン講演記録が面白い。講師は、若き三島由紀夫の恋人であった後藤貞子さんと、亡き中村歌右衛門を通じて今も交流の続いているとの、ハコちゃん=岩下尚文(ひさふみ)國學院大学客員教授で、…

蒟蒻の軍事的利用

(『しほりのおしゃべり工房』から勝手に拝借) http://ameblo.jp/kanjiya/entry-12396796656.html?frm_src=thumb_module 昨日8/13(月)は、『NHKらじる★らじる』でオーディオドラマ「73年前の紙風船」(8/11放送番組)を聴いた。 73年前の紙風船 | NHK オ…

ビブリオマニア

(『東京新聞』「大波小波」6/16) さっそく(?)『三島由紀夫研究18』(鼎書房)をamazon経由で注文、新品にしてすでに希少本、価格5600円であった。 責任編集の一人、山中剛史氏は三島由紀夫研究家として知られた研究者であるが、かつてビブリオマニアと…

俳優津川雅彦の逝去を悼む

俳優の津川雅彦さん死去 「狂った果実」「マルサの女」:朝日新聞デジタル 「死はもう怖くない」津川雅彦が車椅子、鼻チューブ姿で語った覚悟 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット) わが贔屓の貫地谷しほりと、次男と同じ自動車教習所で運転修行し…

日本特殊論の季節

比較社会論と比較文化論の学問領域としての区別に関しては、研究者でもないので適当にしておく。個人的印象では、夏は「そもそも日本人は……」などと、殊更その特殊性を論う議論に出会うことが少なくない季節ではないか。社会・文化の比較は簡単ではない。考…

現代詩:太田浩「蝶」

蝶 太田浩もみじわかばの向うからくさやがほのかにただようまひる 古い歌によまれた橘の花がさいている わらべは色紙買いに? 傾いた空家には雨漏りのあとがある 月澄む夜ふけあらわれる鬼面のヒト とつぜん鵙(もず)が弾丸のように腦髄を射抜く 噴出する血…

野村萬斎の舞台

野村萬斎さん、開閉会式の演出統括に 東京五輪・パラ - 一般スポーツ,テニス,バスケット,ラグビー,アメフット,格闘技,陸上:朝日新聞デジタル 【東京五輪】「シンプルかつ和の精神で」 式典演出の野村萬斎さんが抱負 - 産経ニュース 狂言師としての能舞台で…